Zatsudanとは「各分野で活躍するプロフェッショナル同士の雑談を楽しむことができる」という、ホリエモンこと堀江貴文氏が仕掛人となる定額制の音声・動画配信サービスです。
各フィールのプロフェッショナル同士の予定調和のない雑談を視聴することができる、というビジネス向けの定額制動画配信サービス(サブスク)です。
堀江氏はYouTubeにおいて、長きにわたり活動を続けております。
堀江氏のYouTubeチャンネル「HORIEMON CHANNEL」は、チャンネル登録者120万人を記録する、国内のビジネス系チャンネルの筆頭です。
今回の説明では、堀江氏が手掛ける「Zatsudan」についてのサービス概要や特徴について解説すると同時に、「YouTube」というプラットフォームにおいて成功している堀江氏は、なぜ新たに独自の音声・動画配信サービスである「Zatsudan」を作るに至ったかという理由と経緯についても解説します。
尚、サービスの正式リリースは、2021年3月頃を予定しております。
※β版(テスト版)による試験運用は、2021年1月に実施されました。
Zatsudanの配信者
Zatsudanの配信者には、各分野フィールドで活躍するプロフェッショナルの方々が参加する予定です。


画像出典:Zatsudan公式ページより
2021年2月の現時点における決定済みの配信者は、以下のとおりです。
なお、配信者の数は今後増えていく予定です。
- 堀江 貴文(実業家)
- 三戸 政和(事業投資家、株式会社日本創生投資代表取締役)
- はあちゅう(ブロガー・作家、インフルエンサー)
- 福永 活也(弁護士)
- 山本 典正(蔵元、平和酒造代表取締役社長)
- 川瀬 智広(経営者)
- 上杉 隆(ジャーナリスト)
- 茂木 健一郎(脳科学者)
- 佐渡島 庸平(実業家、株式会社コルク代表取締役社長)
- 勝間 和代(実業家)
- 立花 孝志(NHKから自国民を守る党党首)
- パソコン太郎(絵本作家・経営者)
サービスの料金
2021年2月22日の現在、Zatsudanのサービスに係る料金について、公式発表はされていません。
尚、サービスのリリースは3月に予定しています。
Zatsudanの専用アプリ
Zatsudanでは、専用のモバイルアプリを2021年3月にリリースする予定です。
堀江氏は、なぜZatsudanを手掛けたか【理由と経緯】
Zatsudanを作るに至った理由について、堀江氏は「そもそもYouTubeというプラットフォームの性質上、ビジネス系チャンネルの運用は、なかなか成立しない」と指摘します。
このことについて、YouTubeの収益構造とその問題について触れ、堀江氏がZatsudanを作るに至った理由を解説します。
エンタメ系動画が再生される「YouTube」
YouTubeの傾向について、堀江氏は「YouTubeは、やってみた系などのエンタメ系の動画が、再生されるプラットフォームである」といいます。
YouTubeとは、再生数や再生時間の長さによる「広告収益が中心となるプラットフォーム」です。
このことからYouTubeでは、エンタメ系の動画が再生される傾向となり、よって「YouTube」というプラットフォーム全体として、エンタメ系が中心となっている動画プラットフォームである、といいます。
ビジネス系が成立しない「YouTube」
YouTubeでは、その収益構造が「広告収入」となっていることから、結果としてYouTubeは「エンタメ系が中心となっている動画プラットフォーム」であります。
そのことからYouTubeではそもそも「ビジネス系の動画を視聴するユーザーが少ない」ということとなっており、よって「ビジネス系チャンネルがなかなか成立しない」と、堀江氏はいいます。
経済・ビジネスをがっつり話す動画配信サービスが「Zatsudan」
YouTubeでは「広告収益型」という性質上、エンタメ系動画が中心となり、よってビジネス系チャンネルを成立させることは難しくあります。
以上のことを踏まえて、Zatsudanでは、
①「広告収益型」としない「定額制」とするサービスとすること、
②エンタメ系が中心となるYouTubeとは対照的に「ビジネス・経済について、がっつり話す」、
というサービスにするに至ったと、堀江氏はその理由についていいます。
Zatsudanでは、有料課金や有料で配信する機能についてもあらかじめ実装している、と堀江氏はいいます。
堀江氏の説明によると、定額制サービス(サブスク)であるうえで、さらに特定のコンテンツを有料にする、というような構想もしているということです。
誰でも簡単に定額制の動画配信サービスが作れる「Uscreen」とは
Uscreenとは、月額たった5,000円程度で動画配信サービスを制作・運営することができるアメリカのサービスです。
Uscreenを利用すれば、誰でも簡単にAmazon Prime VideoやNetflix、メンタリストDaigo氏が手掛けるDラボのような動画配信サービスを作ることができます。
私自身も実際にUscreenを利用して、動画配信サービスを作りました。
Uscreenを利用すれば、コーディング等の専門知識は一切必要とせず、よって初心者の方でも簡単に、独自の動画配信サービスが作ることができます。
さらにUscreenでは、iOSアプリやAndroidアプリを開発することもできます。
要するに「あなた独自の動画配信サービスを持つことができて、それをモバイルアプリにすることができる」ということです。
独自の動画配信サービスを開発するとなると、日本国内においては「数百万~数千万円」かかるのが通常です。さらにその動画配信サービスを「モバイルアプリ」とするなら「数千万~1億円程度」という莫大なコストがかかることとなります。
しかしこのUscreenでは、月額たった49ドルで独自の動画配信サービスを作ることができます。
それだけ安いと「とてもちゃっちいモノができる」と疑われるかもしれません。
私自身、「動画配信サービスを独自で開発する開発者」という立場から、いろいろ疑念を持ったうえでUscreenを試験的に利用してみることとしました。
Uscreenにて、独自の動画配信サービスを作ってみた結果、とてもモダンでデザイン性ある、いわば「今風」のかっこいい動画配信サービスが作ることができました。
さらにUscreenでは、超格安であるのにも関わらず、サブスクリプション(定額制)だけでなく「動画販売」や「動画レンタル」ができること、さらに「オンライン決済システムが内蔵されている」ことなど、動画サービスを運営していくうえで必要な機能が全てサービスに含まれています。
(この他にも、Google AnalyticsやZappierなどの他のアプリケーションとの連携や、独自のマーケティングツールなども、全てサービスに含まれてます。)
世界市場で勝ち続けているUscreenだからこそ、日本のサービスとは到底比べられないほど多くの機能が含まれており、またデザインが自由に変えられ、そしてフロントエンドユーザーとバックエンドユーザーの両方がが簡単に操作できるようにサービス全体が設計されている、ということがUscreenを実際に利用してみて分かったことです。
※「フロントエンドユーザー」とは、動画配信サービスを利用する「お客さん」です。
※「バックエンドユーザー」とは、動画配信サービスを作成・運営する「運営者」です。
※もしUscreenについてご興味ある場合は、以下「ブログ」と「動画」にて詳しく説明しております。いずれもご覧いただくことをお勧めします。
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