プレミアムDNSとは。Kinsta DNSの設定方法

プレミアムDNSとは。Kinsta DNSの設定方法Kinsta

プレミアムDNSとはなにか、ということについて無料DNSと比較しながら解説します。

Kinstaをご利用である方はプレミアムDNSであるKinsta DNSを無料で使用することができます。

ここでは、そのKinsta DNSの設定方法についても解説していきます。

Kinstaをご利用中の方へ

Kinstaを使い始めて「Kinstaダッシュボードに Kinsta DNS というのは見たけど、まだ調べてないし深くは考えてない」という方もいることでしょう。

忙しいなか、時間に余裕ができたときにでも取り組めればというふうに思っている程度かもしれません。

確かに、日本人の方のブログを見ていても、あまりDNS・ネームサーバーの重要性を理解し、訴えているのはほとんど見当たらりません。

しかし、Kinstaを利用しているみなさんにとって、このプレミアムDNSの意味合いは少し違ってきます。

なぜならKinstaをサーバーに選んでいる時点で、みなさんはページスピードの重要性を理解されているということ、またKinstaを利用されていてプレミアムDNSが無料で使えるのに利用していないのはとても、もったいないからです。

プレミアムDNSのKinsta DNSにすることで多くのメリットを享受できるので、ぜひこの機会にDNSを切り替えることをお勧めします。

Kinstaを知らない方へ

Googleが一番に勧める世界最強WordPRessサーバー【Kinsta】についてご存じでなければ、こちらのブログをご覧ください。


このブログを読んでわかるポイント

プレミアムDNSとはなにか?
無料DNSとプレミアムDNSとの違い
・Kinsta DNSの設定方法

プレミアムDNSとは

プレミアムDNSとは、ネームサーバーの稼働時間が限りなく100%に近いことや、クエリの検索速度が高速である、また強固なセキュリティを提供するDNSサービスです。

通常、プレミアムDNSは、有料サービスにて提供されています。

一般的に、ドメインサービス(例えばお名前ドットコム)や、レンタルサーバー(例えばXserver)などが無料で提供しているDNSサービスは「無料DNS」といわれるものです。

この無料DNSは、セキュリティやネームサーバー処理速度が平凡(もしくは低速)であるのに対して、プレミアムDNSは、DDoS攻撃などに耐えうるセキュリティ性能であり、またDNSサーバーが大規模なインフラによって運営されているため、ネームサーバーの高速化・低遅延を実現しています

※プレミアムDNSのことを、有料DNSやオプションDNSなどどいう表現をする場合があります。

Kinstaでは、このハイパフォーマンスなプレミアムDNSを無料で利用することができます。

無料DNSとは

無料DNSとは、基本的なパフォーマンスしか出さない平凡なネームサーバーであり、ドメインを購入した先(ドメインサービス)やレンタルサーバーにて無料で提供されているDNSサーバーです。

無料DNSは、DDoS攻撃などのサーバー攻撃に対する脆弱性があるなどのセキュリティ面の問題や、ネームサーバーにおけるクエリ検索が低速である低パフォーマンスという特徴があります。

このことから一般的には、ECサイトなどの商用サイトには適していません。

無料DNSは、無料であるがゆえに低スペックであるというのが一般論です。

ただし、そうはいってもそのDNSサービスがどのようなレベルのサービスを協定しているか(※)によっても異なります。※このことをSLAといい、クライアントとプロバイダーにて取り決めが行われます。例として、Google Cloud PlatformのSLAをご参考ください。


もしみなさんがDNSのための特別料金を支払っていないということであれば、無料DNSを利用しているということです。

変更前である、現在のDNSとネームサーバー設定について

今回のKinsta DNSの設定のやり方では、トアルECサイトを例にしてKinsta DNSの設定を行っていきます。*ただのデモサイトです。

このトアルECサイトのDNS・ネームサーバーを、現存の無料DNSからKinsta DNSに設定を切り替えるていきます。

なお、このトアルECサイトは【Kinstaへ引っ越しシリーズ】というブログにて使用したサイトです。

上記【Kinstaへ引っ越しシリーズ】に則って、トアルECサイトをKinstaへサーバー引っ越ししたあとに、このトアルECサイトに独自ドメインのメールアドレス作成・設定をしました。

したがって、今回使用するこのトアルECサイトのネームサーバー・DNS設定は、上記の【Kinstaへサーバー移行】から始まりそして「Kinstaにて、独自ドメインのメール設定」が経緯となっています。

もし、トアルECサイトのDNS設定についてわからないことがあれば、そのような設定になった経緯である上記2つのブログをご覧いただけれるとお分かりいただけます。

ムームードメインのDNS・ネームサーバーを使用してきた

今回は、DNSサーバーをKinsta DNSに切り替えていきますが、変更前はムームードメインにて無料提供されている無料DNSを使用してきました。

なので、ムームードメインにて独自ドメインを購入し、そのままムームードメインのDNSを利用している方は、全く同じ設定手順になります。

それ以外のドメインサービスをご利用していて、そこのDNSを使っていても、ドメインサービス間で操作は大きく違わないので本ブログを参考にすればできると思います。

【Kinstaへサーバー移行】を完了して、こちらに来られた方へ

Kinstaへ移行シリーズその①からその⑤をみて、Kinstaにサーバー引っ越しが完了したのち、こちらに来られた方に対してです。

Kinsta移行シリーズにて、ムームードメインにてDNSレコードの設定をした場面がありました。

あのDNS設定の場面では、AレコードCNAMEレコードのみを入力して完了となりました。しかし今回のDNSレコードでは、MXレコードTXTレコードがあらかじめ設定(入力)されています。

これは、Kinstaへサーバー移転シリーズのあとに、Kinstaにて、独自ドメインのメール設定をしたためMXレコードとTXTレコードが追加されました。

引っ越しシリーズからそのままこちらのブログに来られて、今回の説明をしていくなか「なんか、DNSレコードが増えてるぞ!」とビックリしないために、前もってご説明をさせていただきました。

Kinsta DNSの設定方法

はじめに現在、トアルECサイトのDNS・ネームサーバーがどのような設定になっているかご覧いただきます。

変更前である今のネームサーバー設定

私のサイト(トアルECサイト)では、ムームードメインにてその独自ドメインを購入し、そこのDNSを利用しているため、ムームードメインのコントロールパネルで確認します。

メニューの「ネームサーバ設定変更」をクリックします。

すると一番上の「ムームードメインのネームサーバ(ムームDNS)を使用する」が選択されています。

ムームードメインのネームサーバ(ムームDNS)を使用する

現在このサイトは、ムームードメインの無料DNSを利用しているということがわかります。

変更前である今のDNS設定

上記ネームサーバーで「ムームードメインのネームサーバー(ムームDNS)を使用する」と確認したとおり、当ドメインのDNS設定をみてみます。

以下のとおり、4つのレコードが入力されております。

AレコードとCNAMEレコードはKinstaへサーバー移転にて設定したもので、MXレコードとTXTレコードはKinstaにて独自ドメインのメール設定をしたときに追加したものです。

ムームードメインにてDNS設定を確認

Kinsta管理画面にて、ドメインを確認

MyKinstaにて管理画面へログインします。

そして、左メニューの「サイト」をクリックし、当該サイト名を選択したあとに縦メニューの「ドメイン」をクリックします。

すると「プライマリドメイン」と「ドメインリスト」というところに、みなさんのサイトの独自ドメインが表示されていることを確認してください。もし無ければ、ドメイン追加する必要があります。

Kinsta管理画面にて、ドメインを確認

Kinsta DNSにドメインを追加する

左メニューの「Kinsta DNS」をクリックします。

Kinsta DNSにドメインを追加する

「最初のドメインを追加してください。」をクリックします。

「最初のドメインを追加してください。」をクリックし、ドメインを追加(Kinsta DNS)

ポップアップが出てくるので、サイトのドメインを入力し「ドメインの追加」をクリックします。https:// は不要です。GMail MXレコードを使用している場合は、チェックマークを入れます。私の場合は利用していないので、チェックマークは入れません。

サイトのドメインを入力し「ドメインの追加」をする(Kinsta DNSにて)

すると「完成」という通知が出ます。

ドメインを追加の完了通知が表示(Kinsta DNSにて)

KinstaDNSにて、DNSレコードを追加する

独自ドメインが表示されている右に「管理」があるので、クリックします。

KinstaDNSにて、DNSレコードを追加する

ページが変わり、右上に「DNSレコードを追加」があるので、クリックします。

「DNSレコードを追加」をクリック

すると、以下の入力フォームが出てくるので、ここにそれぞれのDNSレコードを入力していきます。

DNSレコードを入力していく(Kinsta DNS)

今使っているドメインサービスのDNS設定へいき、DNSレコードの情報をコピーし、Kinsta DNSに貼り付けをしていきます。私の場合はムームードメインなので、そちらにアクセスします。

まず、Aレコードを行います。「内容」にあるIPアドレスをコピーします。

メインサービスのDNS設定へいき、DNSレコードの情報をコピーする

Kinsta画面へ戻り、コピーした内容を「IPv4アドレス」に貼り付けます。migration-to-kinsta.wrokはメインドメインであって、サブドメインではないので「ホスト名」は空欄にします。

「DNSレコードのwww版と非www版を追加する」にチェックマークを入れます。TTLは1時間とします。

そして「DNSレコードを追加」をクリックします。

コピーした内容を「IPv4アドレス」に貼り付け、「DNSレコードを追加」をクリック

すると右上に「完成」と通知がでます。そして、同ページにレコードが入ったのが確認できます。

「DNSレコードのwww版と非www版を追加する」にチェックマークを入れたので、CNAMEレコードも自動に追加されました。なのでCNAMEレコードの入力も完了です(このCNAMEはwww版サブドメイン用に限る)。

DNSレコードの編集が完了し、CNAMEレコードも自動で入力される

CNAMEレコードの入力は必要なくなったので、残りのMXレコードとTXTレコードの追加をしていきます。

Kinsta画面にて「DNSレコードの追加」をクリックします。

Kinstaの管理画面にて、DNSレコードを追加

ドメインサービスに戻り、MXの「内容」をコピーします。

ドメインサービスにて、MXの「内容」をコピー

Kinsta画面に戻り、一番上の「MX」タブを選択します。

メインドメインなので「ホスト名」は空欄のままとし、「指し先:」にて先ほどコピーしたものを張り付けます。

Kinstaダッシュボードにて、MXレコードを入力

「優先」には、ドメインサービスDNSにて「優先度 10」となっているので、10 と入力します。

ドメインサービスDNSにて「優先度」を確認

MXの場合の「TTL」は、「1時間」を選択します。

そして、「DNSレコードの追加」をクリックします。

Kinstaダッシュボードにて、MXレコードを入力し「DNSレコードを追加」をする

すると先ほど同じように「完成」の通知が出ます。

Kinsta DNSのDNSレコード編集の完成通知

優先「10」が、内容とすぐ横に表示されるので、見間違えのないようお気をつけください。

Kinsta DNSにおける、優先度の表示

最後に、TXTレコードの入力をしていきます。

同じように「DNSレコードを追加」し、一番上を「TXT」にします。

Kinsta DNSにて、TXTレコードを入力

ドメインサービス画面へいき、TXTレコードの内容をコピーします。

ドメインサービス画面へいき、TXTレコードの内容をコピー

Kinsta画面に戻り、「コンテンツ」に貼り付けします。

内容を確認し、「DNSレコードを追加」をクリックします。

内容を入力し「DNSレコードを追加」をクリック

「完成」という通知が出ます。

私の場合は、これで全てのレコードをKinsta DNSに持ってきたので、DNSレコードの入力は完了です。

Kinsta DNSのDNSレコード編集の完成通知

Kinsta DNSにレコードが完了したので、次はドメインサービスにいき、ネームサーバーをKinsta DNSに指定してあげる必要があります。

ドメインサービスにて、ネームサーバーを変更する

ドメインサービスへいき、ネームサーバーの設定が変更できるところへいきます。私の場合のムームードメインでは、左メニューの「ネームサーバ設定変更」です。

現在は、ムームードメインのDNSが指定されています。

ムームードメインにて、ネームサーバーを変更する

下へスクロールすると、「GMOペパポ以外のネームサーバーを使用する 他社業者様でレンタルサーバー等を契約されている場合」があるのでチェックマークを入れます。もし他のドメインサービスを利用されている場合は、この赤字と近いニュアンスで表現されているかと思います。

そして、ネーム-サーバ1~5とある空欄にKinstaのネームサーバーを入力していきます。

また、ムームードメインでは、欄下に3つの!マークがあります。3つ目には「IPアドレスの指定はできません。必ずネームサーバ名を入力ください。」と記載されてます。

「GMOペパポ以外のネームサーバーを使用する」を選択する

Kinsta画面へいき、このページの下にネームサーバーがあります。

Kinsta DNSにてネームサーバーを確認

Kinsta DNSにてネームサーバーを確認

ムームードメインでは、「IPアドレスの指定はできません。必ずネームサーバ名を入力ください。」という記載がありました。したがって、右側に表示されているIPアドレス(数字列)でなく、左側にあるURL列のものを使用します。

他のドメインサービスをお使いの方についてもほとんどの場合は、この左にある文字列を使用すればいいでしょう。

まず1つ目をコピーします。※コピーするときは、余計なスペースもコピーしないように、しっかり文字列だけをコピー範囲とするようご注意ください。

Kinsta DNSのネームサーバーをコピーする

ドメインサービス側に戻り、貼り付けします。

ムームードメインにKinstaネームサーバーを貼り付けします。

Kinsta画面へいき、2つ目をコピーします。

Kinsta DNSのネームサーバーをコピーする

ドメインサービス側に戻り、貼り付けします。

ムームードメインにKinstaネームサーバーを貼り付けします。

Kinsta画面へいき、3つ目をコピーします。

Kinsta DNSのネームサーバーをコピーする

ドメインサービス側に戻り、貼り付けします。

ムームードメインにKinstaネームサーバーを貼り付けします。

Kinsta画面へいき、4つ目をコピーします。

Kinsta DNSのネームサーバーをコピーする

ドメインサービス側に戻り、貼り付けします。

ムームードメインにKinstaネームサーバーを貼り付けします。

4つのKinsta DNSのネームサーバーURLを、ドメインサービスにおけるネームサーバーの設定欄に入力完了しました。

4つのKinsta DNSのネームサーバーURLを、ドメインサービスにおけるネームサーバーの設定欄に入力完了

下へスクロールし、「ネームサーバ設定変更」をクリックします。ポップアップが出てくるので「OK」します(ムームードメインの場合)。

「ネームサーバ設定変更」をクリック

ページが変わり、「ネームサーバの設定を変更しました」と、また「・・・反映には2~3日かかる場合があります。」と表示があります。

「ネームサーバの設定を変更しました」と表示

これで、ネームサーバーの設定は終了です。

Kinsta DNSへの切り替え設定の完了

今回の作業は全て完了です。あとはネームサーバーが切り替わるのを待つだけとなります。

今回は、クエリ検索が低速でセキュリティが脆弱なドメインサービスが提供している無料DNSから、クエリ検索が高速でセキュリティが強くハイパフォーマンで大規模なインフラを有するプレミアムDNSであるKinsta DNSへの切り替えを完了させました。

ここまで、作業お疲れ様でした。

ネームサーバーの切り替わりを確認する方法

ネームサーバーを切り替えたあと「反映には2~3日かかる場合があります」と通知され、いつネームサーバーが切り替わったかを知りたい場合があります。

こんなときに、ネームサーバーが切り替わったかを確認できる方法があります。


はじめに、whatsmydns.netにアクセスします。

そして左上の空欄に、みなさんのサイトのURLを入力します。

いつネームサーバーが切り替わったかを確認する

URLを入れた横のドロップダウンをクリックし、「NS」を選択します。

「NS」を選択

そして、「Search」をクリックします。

「Search」をクリック

すると、結果が出ます。

以下の画像のように、Kinsta DNSのネームサーバーが結果に出れば、既にKinsta DNSに切り替わっているということです。

アクセスされた都市によって、切り替わりに時差が生じます。例えば下の画像では、ブラジルのサンパウロからのアクセスについては、まだムームードメインのネームサーバーを使用していることがわかります。

Kinsta DNSのネームサーバーが結果に表示された

もし丸1日たっても、切り替わらないということがあれば、入力に誤りがあるかもしれません。もう一度ご確認ください。

【動画】プレミアムDNSとは。Kinsta DNSの設定方法

本ブログでご説明した同じ内容の動画があります。

もし今回のブログがお役に立ったというこであれば、YouTubeにて高評価していただけると大変嬉しく思います。

Kinsta DNSとは?Kinsta DNSの設定方法

Kinstaの便利機能を使おう

Kinstaでは、一度使ってしまえば簡単に使いこなせる、ユーザーフレンドリーな機能があります。

例えば、Kinstaのバックアップやステージング環境でのサイト編集、また誰か他の人に一部権限を制限させて管理人指定ができるユーザー管理機能があります。

ブログで説明をしているので、是非読んで使いこなしてください。

» Kinstaは面倒な縛り契約は一切なし!だからいつ解約してもOK!30日の全額返金保証があるからお試しもできる!是非、Googleが一番に勧めているこの爆速サーバーを、遊び半分&無料で試してみてください!Kinsta公式サイトへ

ECサイトや動画配信サービスのウェブ開発、モバイルアプリの開発・運営をする。学生時代の海外留学2年間と、フィリピンにて2年間仕事をしたので、英語が得意。長崎ちゃんぽん好き。千葉出身。YouTubeチャンネルは「ジェピスタ」。

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Kinsta
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